| 神の守り人<来訪編> | |
![]() | 上橋 菜穂子 おすすめ平均 ![]() この世の不安と生きるための力を考えさせる作品 ゆるやかに広がっていく大河のような物語 神とひとつになりし者 神か悪魔か 真の正義とは?Amazonで詳しく見る by G-Tools |
女用心棒バルサは、大人たちから手ひどい扱いを受けていた幼い兄妹を気にかける。物影で様子を見守るうちに、「それ」に襲われてしまう。的確に喉笛を狙ってくる、謎の冷たい気配。目に見えない刺客の猛攻をかいくぐり、どうにか命だけは落とさずに済んだバルサだったが、後には多くの人々の死骸が散乱する凄惨な現場が残されていた…。
またまたバルサを主役に戻しての物語。こちらは二冊組みとなっており、一冊目ではまったく物語が完結しない、完璧な続き物になっています。
これまでの中で目にした定型のひとつが「どこかに存在する不思議な異世界と、それを捻じ曲げ悪用しようとする一握りの人間、そしてそれを阻もうとするもう一握りの人間」というもの。
不思議な力さえ自分のために利用しようという人間たちは、逞しいというべきなのか(笑)。
不思議な力を宿した幼い少女アスラは、そして彼女を守ろうとするバルサたちは、この先どうなるのか?
と気が抜けないところで物語は続きます。


神とひとつになりし者


