2008年11月25日

蒼路の旅人 上橋菜穂子 偕成社

蒼路の旅人 (偕成社ワンダーランド (31))蒼路の旅人
佐竹 美保

偕成社 2005-04-23
売り上げランキング : 44330

関連商品
天と地の守り人〈第1部〉 (偕成社ワンダーランド) 天と地の守り人〈第3部〉 (偕成社ワンダーランド) 天と地の守り人〈第2部〉 (偕成社ワンダーランド 33) 神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド) 神の守り人<来訪編> (偕成社ワンダーランド)
おすすめ平均 star
star本当のチャグムの試練のはじまり
star守り人シリーズのターニングポイント的作品
starシリーズ中、一番好き
star後戻りのできない道に踏み出すチャグムの姿に、胸が苦しくなった
starわたしはけっして、あなたに屈しない

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


右斜め下 シリーズの一。

新ヨゴ皇国の内部は揺れていた。帝の後継者をめぐり、宮中には二つの派閥が生まれている。二ノ妃・トーサ海軍大提督・シュガ星読博士のチャグム第二皇子派と、三ノ妃・ラドウ陸軍大将軍・ガカイ星読博士のトゥグム第三皇子派…。気質の違う帝とチャグムの間はぎくしゃくし続けている。遂にその軋轢によって両者の関係が断絶し、チャグムは放り出されるようにして罠と思われるサンガルの海へと飛び込んでゆく…。

こちらはまたまたチャグムたちの物語となります。著者あとがきによると、「守り人」シリーズは「個人」のバルサ、「旅人」シリーズは「国」のチャグムの視点、という区分があるのだそうです。同じひとつの場所で起るひとつの騒乱を、「個」と「国」それぞれの目や立場で角度を変えてとらえてみるという試みはなかなか興味深いです。

そういうことで、この作品もあくまで「大きな全体の流れのなかでの1ピース」という位置づけであり、ある程度のところで区切りこそついていますが、全体としては次作へと持ち越された状態で終わっています。

この先は短編集の「流れゆく者」をのぞいては、全三冊の「天と地の守り人」のみとなりますので、いよいよこれまで敷設してきたすべての集大成となります。
どのようなことが起きるのか、しっかり目を開いて読ませていただきます。
posted by ウサミ at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/110179508
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック